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火星には水がありました

JPLプレスリリース

 火星ローバーたちからのデータを解析していたNASAの科学者たちは、火星がかつて水をたたえていたと結論づけました。

 地質調査の結果、硫黄の存在や結晶の組成などが決定的な手がかりとなりました。

「液体の水がこれらの岩石の上を流れていた。岩石の形も、化学組成も、水の流れが変えたのだ。水の流れこそがこれらの証拠を残してくれた」とコーネル大学のSteve Squyres博士は述べました。

 ワシントンDCのNASA本部火星および月火星探査主席科学者のJames Garvin博士は、「NASAは火星ローバーを、火星がかつて生命を育めるだけの水をたたえていたかを確かめるために送り込んだ。そして今日、エキサイティングな確証を得た。答えはYESだ」と語りました。

 Opportunityローバーは次の任務に取りかかっています。
 岩石組成後に水に触れたのか、湖または海の底で形作られたのかを調べる予定です。

 機械でできた地質学者は、この三週間のフィールドワークの中で、アルファ線/X線分光計で周辺の土壌に沢山の硫黄が含まれている事を突き止めました。
「この形の硫黄は、マグネシウム、鉄、あるいはそれ以外の硫黄塩( sulfate salts)の中で形作られる」とロッキード・マーチンのBenton Clark博士は語りました。「塩化物や臭化物も見つかっている」

 同じ場所で、jarositeと呼ばれる硫化鉄の水和物も見つかっています。

 地球では、これだけの硫黄を含む物質は水の中で形作られるか、そのあとで長期間水につからないと形作られません。Jarositeの存在は、酸性の湖か、酸性のわき水の存在を示唆しています。

 MIT堆積地質学のJohn Grotzinger博士によると、岩石の形は三つのカテゴリに分けられます。vugsと呼ばれるくぼみと、spherules、crossbeddingです。(ここ訳せませんでした。海賊版のハリポタみたいで申し訳ないっす(爆)

 ローバーのカメラは、El Capitanと名付けられた岩石の表面に長さ1cm、幅0.2cmほどの溝がランダムに走っているのをとらえています。地球でよく見られる、岩石に含まれる塩分が水に溶け、水が流れさったあとにきわめて良く似ています。
 BB弾状の地質は水中での堆積の他に隕石の落着や火山の噴火でも形作られますが、ローバーは特定の地層だけにこれらを見つけているわけではありません。(赤土の地層の年齢を計れば火山活動があった年代を特定できる事を考えると、水の影響がNASAの結論のようです)

 Opportunityが発見した斜層理も、水、または風がないと形作られないものです。

 もっとも、これらの地形が形作られたのがどのくらい昔かはまだ分かっていません。

 更なる調査結果が待たれます。

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