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火星ローバープレスリリース

JPLプレスリリース

 スピリットローバーがGusevクレーターで水の存在を示す手がかりを見つけましたが、Opportunityが見つけたものとはかけ離れていました。

 Humphreyと名付けられた暗い色の火成岩(高さ60cm)の割れ目に、水に溶けた鉱物が再結晶化したような組成が見つかりましたが、ワシントン大学のRay Arvidson博士は、
「もしこれが地球上で発見されたものなら、内部を液体が通った火成岩と結論づけるだろう。この場合の液体は鉱物が溶け込んだ水だが、それは最初からマグマに含まれていたかもしれないし、冷えて固まったあとに流れ込んだかもしれない」
 と述べています。

 今回の発見は、ローバーの観測機器によって岩石の表面から2mm内部でなされました。さらに確証を得るためには、別の同じような岩石を探して、同じように調べる必要があります。

 Arvidson博士は、「火星は場所によって様々な環境を持っていたらしい」とも述べています。

 スピリットローバーが目指しているBonnevilleクレーターは、今回のGusevとは違った過去をもっていると考えられています。

 Meridiani平原では、OpportunityローバーがLast Chanceと名付けられた岩石の、114枚に及ぶ拡大写真を撮影し、Opportynity ミッションマネージャーのMatt Wallaceをして「私たちの仕事は日増しに複雑になっている」と言わしめています。

 直径22mのクレーターの外縁に近づくにつれ見晴らしも良くなっており、700mほど東のEnduranceクレーターの様子も分かってきました。
 ローバーのパノラマカメラを担当しているコーネル大学のJim Bell博士は、「クレーター外輪の様子が
分かってきた」と述べました。

 また、Meridiani平原を見渡したところ、エアバッグが弾んで来た先にOpportunity突入カプセルの耐熱シールドが見つかりました。

 デンマーク製の磁石をつかった『砂鉄集め』の結果、スピリットローバーは火星でもっとも『綺麗な』地域に着陸した事が分かりました。火星の砂は、惑星規模の砂嵐で季節によっては惑星全体を覆ってしまう事が分かっています。
 「全部と言ってまずければほとんどの、火星の砂は磁力を帯びている」とデンマークはCopenhagenの惑星間科学センターのMorten Madsen博士は語りました。更なる調査で砂の詳しい組成分析がなされるでしょう。

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